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住宅購入者の将来不安、「デフレ」と「バブル」世代で差

 大手住宅メーカー9社が共同で住宅購入に関する情報提供を行うイエノミカタプロジェクトはこのほど、意識調査を実施した。対象は過去5年以内に戸建住宅を購入した450人。それによると、住宅購入者の大半が将来に対して不安があり、年代別では「デフレ世代」にその傾向が強いことが分かった。

  「将来への不安」を聞いたところ、「すごくある」は31.8%、「どちらかと言えばある」は44.9%で、両者を合計した「不安を持っている」割合は76.7%を占める。年代別にみると、将来に対する不安を「すごく感じる」割合は、30代前半の「デフレ世代」が42.2%であるのに対し、40代後半の「バブル世代」は、30.6%にとどまった。

 家を建てた目的については、「住生活の安定」(50.7%)が最も多い。次いで「子どもをのびのび育てたい」(35.6%)、「賃料がもったいないから」(30.9%)の順。年代別では、「デフレ世代」のほうが安定志向が強い模様。

 また、「子どもがいなかった場合でも家を建てたか」との質問には、全体の33%が「子どもがいなくても建てた」と回答。年代別では、「デフレ世代」(45.0%)の方が、「バブル世代」(25.7%)を19.3ポイント上回り、家を持つことは子育て目的という一般的な認識との相違がみられた。

 更に、「家は資産だと思う」割合は、全体で56.7%を占めた。「デフレ世代」(62.7%)は「バブル世代」(52.9%)よりも家を資産として見ている傾向が強い。