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災害時の相互応援で協定締結 東京都千代田区・霞が関三丁目南地区

 東京都千代田区霞が関の霞が関コモンゲートと霞が関ビルディング、東京倶楽部ビルディングが建つ霞が関3丁目南地区の事業者など10者は9月12日、災害活動に関する相互応援協定を締結した。同地区内のいずれかのビルで災害などが起こった場合、他のビルの自衛消防隊が応援に駆けつけ、災害などが発生したビルの自衛消防隊長の指揮下に入って応援活動を行う。

 同地区では、これまでも地区連携によるイベントを実施。防災関連でも2010年から合同自衛消防訓練を行っていたが、東日本大震災を経て近隣との連携である共助が果たす役割が大きいという教訓を得たことから、災害への事前準備としてより確実な体制づくりを行うため、新たに協定を締結したという。

 協定者は、文部科学省、霞山会、住友不動産、霞が関7号館PFI、霞が関開発特定目的会社、新日鉄興和不動産(霞が関コモンゲート管理組合)、霞会館、東京倶楽部、三井不動産、三井不動産ビルマネジメント。