住まい・暮らし・文化

グリーンカーテン、夜間冷気導入の有効性確認 大京と日大理工

 大京(東京都渋谷区)と日本大学理工学部建築学科および日本大学短期大学部建築・生活デザイン学科吉野研究室はこのほど、換気機能付き玄関扉やグリーンカーテンなどマンション内におけるパッシブ手法の導入効果について工学的に検証し、実証結果をまとめた。
 これによると、グリーンカーテンの納涼効果は最大10℃で、紫外線がほぼ100%低減された。また、夜間冷気の導入により、エアコンを使用せずに室温28℃以下を保てたなどの実証結果が得られ、パッシブ手法が有効であるという声が多く聞かれた。
 今後、大京グループでは、この結果を生かした新しいパッシブ手法の開発や「地球環境配慮型住育」を推進していくという。