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東急リバブル、女性社員の活躍推進 管理職の比率10%へ

  東急リバブル(東京都渋谷区)はこのほど、女性社員の活躍を推進する「ダイバーシティ推進P.T.」を人事部に新設した。女性社員の育成・定着を促進すると共に、女性の視点を生かしたサービスを展開するための具体策に取り組む。

 同社における女性社員の比率は26%。管理職に従事する比率は現在6.6%で、これを2018年度に10%へ引き上げる目標を掲げている。プロジェクトチームでその実現に向けた環境整備を行う。具体的には、女性のキャリア形成をテーマとした研修や管理職の意識改革、産休・育休を取得した社員へのフォロー体制構築など。また、女性単身者向けマンションのプランづくりや、内覧会の装飾・説明資料などに女性の目線を取り入れた事例も増やしていく。

 同社は育児両立支援制度の改定などを行ってきたほか、2012年11月にはワーキンググループ「なでしこアクティブ委員会」を社内に設置。女性社員の活躍を後押しするための課題や具体策を検討してきた。今回のチーム発足は、その延長線上の取り組みだ。