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建築資材価格、上昇傾向強まる

 建設業保証3社がこのほど公表した「建設業景況調査(2013年1~3月)」によると、資材価格の上昇傾向が強まっている結果となった。前期(2012年10~12月)と比べて、資材価格の動向を示すBSI値はプラス20.0となり、前期を8.0ポイント上回る結果となった。ここ1年は、前期比で1.5ポイント減~2.0ポイント増の範囲で推移していたため、今回は大幅な上昇となった。

 また、労務費についても上昇傾向が続いており、マンションや住宅価格などにどう影響するか注目されている。

 BSI値とは、価格や賃金について「上昇」と回答した企業割合から「下降」と回答した企業割合を引き、2分の1を乗じたもの。