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世界の不動産投資市場、2013年の市場環境は良好 ラサール

 不動産投資顧問会社のラサールインベストメントマネージメントは2月22日、主要30カ国における不動産投資の展望「2013年不動産投資戦略レポート」を発表した。それによると、2013年から2014年における世界の不動産投資市場は、安定稼働する不動産を対象とする投資家にとって比較的良好な環境が見込まれ、投資適格債及び借入金利に対する不動産の利回りスプレッドは引き続き魅力的な水準で推移するとの見通しとなった。
 またアジア太平洋地域については、(1)インカムを選好する投資家には魅力的な投資機会が生じるうえ、(2)コア不動産への投資家の需要増大や2013年に見込まれる市況回復によるリターンを享受できる、(3)徐々にリスク許容度を高めて投資する、の3点が有望な不動産投資機会だと指摘している。