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物流施設市場が堅調 ネット通販やコンビニの成長で CBREまとめ

 CBREがまとめた大型マルチテナント型物流施設市場動向(2012年第4四半期)によると、首都圏の空室率は3・7%で前四半期と比べて0・9ポイント改善した。特に既存物件の空室消化が進んだ(2・5%、前四半期比0・7ポイント低下)ことに加え、新規物件も高稼働でスタートしたため。近畿圏も堅調で、前四半期比0・4ポイント低下の1・5%だった。既存物件は0%で満室稼働が続いているという。
 同社では、需要サイドの状況としてコンビニエンスストアの2013年度の新規出店は過去最高の勢いで、需要のドライバーとなっているインターネット通販の成長ペースも勢いを増しているため、今後も物流施設賃貸マーケットは堅調な動きが続くと見る。