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麻布に大規模な定借マンション 全336戸 NTTの社宅跡地活用

 三井不動産レジデンシャルは7月21日、東京都港区で定期借地権付きマンション「パークホームズ南麻布ザレジデンス」(総戸数336戸)の第1期247戸の販売を始める。平均坪単価は280万円。同社が土地所有者であるNTT東日本から50年の定期借地権契約で土地を借り、ユーザーに転貸する定期転借地権を活用した。期間終了まで同社が両者の間に介在して地代の徴収・支払いなどを担う。土地所有者、ユーザー両者にとって安心感があるという。
 場所は、東京メトロ南北線・都営大江戸線の麻布十番駅から徒歩7分で、NTTの社宅として使われていた場所。敷地面積は約5500平方メートル。地上14階建てで、間取りは1LDK~3LDK(41.35~83.62平方メートル)。2013年10月に竣工する予定だ。
 第1期販売戸数は全体の7割に当たる247戸で、販売価格は3290万~7790万円。月額の地代は5380~1万870円。5月12日から事前案内会をスタートし、これまでに約1400組が来場した。