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首都圏のマンション供給 2012年上期は14%増の2万746戸

 不動産経済研究所の調査によると、2012年上半期に首都圏で供給されたマンションは2万746戸だった。前年同期比14.0%増。東日本大震災からの反動増などがあり、全エリアで前年同期を上回った。初月契約率の平均は77.6%。前年同期比1.9ポイントダウンしたものの、上半期としては3期連続で、好調ラインとされる70%台をキープした。また、同研究所は下半期の供給戸数について、前年同期比22.8%増の3万2300戸を予測。通年では、前年比19%程度増の5.3万戸を見通している。

 上半期について価格動向を見ると、平均価格は、前年同期比2.5%減の4512万円。1平方メートル単価は同2.0%減の64.2万円だった。