開発・企業 住まい・暮らし・文化

築20年の賃貸を1棟リノベ 西日本鉄道が事業参入第一弾

 1棟リノベーション分譲マンション事業に今年度から参入した西日本鉄道(福岡市中央区)は10月から、同事業第一弾として福岡市中央区で建設を進めている「サンリベラ・プライム天神大名レジデンス」の販売を開始する。

 同プロジェクトは、築20年の41戸の賃貸マンションを51戸(販売は50戸)の分譲マンションに1棟丸ごとリノベーションするもの。専有部だけでなく、第三者機関による調査・診断を受けたうえで、共用部も大規模修繕する。

 物件概要は、地上14階建て、平均専有面積は86平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。販売価格は1800万~6500万円台を予定。周辺の新築マンションよりも2割程度安価な設定だという。12年10月にモデルルームを開設。13年6月に完成する予定だ。なお、1棟リノベーションについて21棟の実績があるリビタ(東京都渋谷区)が監修している。