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団塊世代の住み替え 男性は戸建て、女性はマンションが理想 LIXIL調査

 LIXILはこのほど、東京と大阪に住む団塊世代の男女500人に、住まいに関する意識調査を実施した。それによると、3分の1強の人が、定年を機に住まいを変えたいと回答した。
 住まいの変え方としては、「住み替え」の割合が最も高く全体の52・9%を占めた。次いで「リフォーム」(36.0%)だった。東京と大阪で比べると、「住み替え」を希望する割合は、大阪(46.8%)よりも東京(57.9%)が高く、「リフォーム」では反対に、大阪(44.2%)の方が東京(29.5%)を上回った。平均予算は、「住み替え」は3555万円、「リフォーム」は398万円だった。
 また、住み替え先の”理想的な家”を聞いたところ、全体の約半分が「庭付き一戸建て」と回答した。住み替えられる”現実的な家”のタイプについても約4割が庭付き戸建てを希望した。男女別では、”理想的な家”として男性は「一戸建て(庭付き、庭なし)」が55.4%を占めた。マンション派は40.8%。一方女性は「一戸建て(同)」(45.7%)よりも「マンション(高層含む)」(49.5%)を希望する割合の方が多かった。”現実的な家”でも、男性は一戸建て希望(50.9%)が多く、女性はマンション(53.8%)が多い結果となった。