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復興需要は2~3万戸 住宅・不動産市場研究会が住宅着工予測

 住宅・不動産市場研究会(代表=伊豆宏・明海大学名誉教授)は3月13日、2011~2013年度の住宅着工戸数予測を発表した。それによると2011年度は84.7万戸、2012年度は88.5万戸、2013年度は87.1万戸としている。このうち、震災復興建て替え分は2012年度が2.1万戸、2013年度は3.2万戸となる。

 利用関係別では減少を続けていた貸家が28万戸台で下げ止まり、分譲住宅が2012年度までは3年連続で増加するが2013年度に減少に転じる。持家は2012~2013年度は、32万戸台でほぼ横ばい。貸家が下げ止まるのはサービス付き高齢者向け住宅が増加するためで、2012年度は1.8万戸、2013年度は1.7万戸としている。