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木造住宅用制震システム、壁倍率の大臣認定取得 減衰ゴム使用では初 東海ゴム工業

 東海ゴム工業(愛知県小牧市)が開発した、特殊粘弾製の減衰ゴムを用いた木造住宅用制震システム「TRCダンパー」がこのほど、国土交通省が定める壁倍率の大臣認定を取得した。減衰ゴムを用いた部材としては、初の認定。
 壁倍率は耐力壁の性能を示すもので、今回認定された数値は1.3。揺れに応じてダンパーが伸び縮みし、地震エネルギーを熱に変換して吸収する仕組みだ。経年劣化しにくく、長期にわたって安定した性能を発揮するという。
 なお、これまでのリフォームでの導入実績は約800棟。
(http://www.tokai.co.jp/)