マンション・開発・経営

「地盤重視」の傾向やや弱まる、CBRE調べ

 シービー・リチャードエリス(CBRE)はこのほど、一般事業会社、不動産投資家に対して実施した東日本大震災の影響に関するアンケート調査結果を一部発表した。それによると、企業は本社ビル選定にあたり引き続き「地盤(液状化)」、「津波・洪水リスク」、「耐震性能」を強く重視する傾向にあるが、その程度は震災直後より多少薄まってきていることが分かった。また本社機能を吸収する都市としての東京の位置付けについては、震災直後と現在を比べるとその求心力がやや強まる傾向にあることも分かった。
 この調査は10月12日から19日にかけて実施。191社から回答を得た。