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災害対応の賃貸マンションに非常用蓄電池などを設置 中央不動産

 中央不動産(東京都千代田区)はこのほど、東京都世田谷区で建築中の賃貸マンション「アビエンテ経堂」に災害対応型設備を導入した。東日本大震災を経て、住宅に高い安全性を求める需要が高まっていることを受けたもの。入居者の募集(10月21日~)と管理運営は東急リバブル(東京都渋谷区)が行う。
 マンションのコンセプトは「環境配慮」と「子育て支援」。今回、災害対応を強化する目的で、非常用蓄電池やポータブル発電機、防災倉庫、雨水と貯留槽、非常用マンホールトイレといった分譲マンション並みの設備を取り入れた。このほか太陽光発電や各住戸のオール電化システムなど省CO2削減に向けた仕組みを採用しており、国土交通省の「2010年度住宅・建築物省CO2先導事業」にも採択されている。
 総戸数141戸の地上9階建て。間取りは1LDK~4LDK。小田急小田原線「経堂」から徒歩11分、「千歳船橋」から徒歩8分の立地。