賃貸・管理

平成22年度苦情相談、前年比15%増 「管理会社」からの相談がトップ 管理協

 高層住宅管理業協会はこのほど、2010年度の苦情相談受け付け状況をまとめた。それによると、相談件数(6370件、前年比14.9%増)は引き続き増加傾向にあることが分かった。
 相談者は管理会社(会員)が3806件(同59.7%増)で最多。これに管理会社(非会員)の753件(同11.8%増)、管理組合役員の769件(同12.1%増)が続く。
 相談項目を見ると、「マンション管理適正化法」(2289件、同28.2%増)、「管理規約・細則」(1719件、同21.1%増)が2009年度以降急増している。このほか「その他」も同24.3%増えたが、具体的には「維持管理、大規模修繕」「その他法令」に関する相談が多いという。