政策

応急仮設住宅、8月前半完成の見通し

 大畠国土交通大臣は5月17日の閣議後の会見で、東日本大震災の被災者のための応急仮設住宅が、8月前半までに完成する見通しを明らかにした。

 被害の大きい岩手・宮城・福島の東北3県では、5月17日までに3万1818戸が着工し、1万1171戸が完成した。今後、岩手県では必要戸数1万4000戸が7月前半までに、福島県も必要戸数1万5200戸が8月前半までに完成する見通し。また、宮城県についても必要戸数を調査したうえで、確定したものは8月前半までに完成する見通しだという。

 その他の地域でも、茨城県の必要戸数10戸、栃木県の20戸が既に完成。千葉県は230戸が5月中旬までに、長野県は55戸が6月後半までに完成する見通しだという。