住まい・暮らし・文化

千葉の大型戸建て分譲地で景観計画施行 住民と事業者共同で提案

 積水ハウスと大和ハウス工業は5月11日、両社が共同で手掛けた千葉県市原市の戸建分譲地「かずさの杜 ちはら台」(全326区画)で、景観計画が施行されたと発表した。良好な景観まちづくりを進めるため、建築物の色彩や屋根の勾配、壁面後退距離、沿道の緑化などの基準を定めた。
 同計画は、入居済みの全世帯と2社が共同で景観法に基づく景観計画素案を提案。市原市景観審議会での承認を経て、同市の景観計画として4月1日から施行された。住民と事業者による素案を基に地方公共団体が景観計画を施行したのは全国初という。