住友不動産は5月13日、21年3月期連結業績を公表した。売上高、営業利益、経常利益は減少したが、純利益は10年連続で増加し過去最高を更新。主力のオフィスビル事業で増収増益、分譲マンションは二桁増益となったが、ホテルやイベントホールなどは新型コロナの影響を受けた。また、マンション契約戸数は緊急事態宣言による自粛の影響で大きく減少したが、次期計上予定戸数に対し期首時点で約8割が契約済み。
なお、22年3月期は増収増益を見込む。
住友不動産
決 算 21年3月
売上高 9,174億円 (△9.5%)
営業利益 2,192億円 (△6.4%)
経常利益 2,099億円 (△4.8%)
当期利益 1,413億円 (0.3%)
予 想 22年3月
売上高 9,200億円 (0.3%)
営業利益 2,280億円 (4.0%)
経常利益 2,210億円 (5.3%)
当期利益 1,500億円 (6.1%)