不動産ビッグデータを活用した不動産関連業務のDX化を支援する「R.E.DATA Plus」を開発・提供しているTRUSTART(東京都港区)は、同社が保有する不動産登記データに関して、東京大学空間情報科学研究センターが運営する共同研究利用システム「JoRAS」向けに提供を始めた。
「JoRAS」は、同センターが国内外の研究者との共同研究を推進するために構築・運営している共同利用・共同研究拠点で、プラットフォームとして、空間情報に関するデータを研究目的で提供している。今回、同プラットフォームに、TRUSTARTが独自に収集・整備した不動産登記データをデータセットの1つとして、掲載された。同データには、地番単位での不動産の異動情報が含まれている。不動産の動向分析や都市空間の分析など、幅広い研究分野で基礎資料として活用されることが期待される。