総合

住宅の「買い時感」が低下 全宅連が消費者調査

 全国宅地建物取引業協会連合会などが一般消費者向けに実施した「不動産の日」アンケートによると、不動産の買い時感について、「買い時だと思う」という回答は前年から10.3ポイント減少し、逆に「買い時だと思わない」が4.7ポイント増える結果となった。買い時だと思わない理由のトップは「自分の収入が不安定または減少しているから」(45.0%)となっており、同連合会では、「経済的不安定感により買い時でないと感じているように見受けられる」としている。なお、回答割合は、「買い時だと思う」が18.3%、「思わない」が22.6%、「分からない」が59.1%だった。

 同調査は、9月23日の「不動産の日」にちなんで実施したもので、調査期間は9月10日~10月31日。有効回答件数は1万5937件だった。