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陸前高田市の「希望の松」 住友林業が苗を育成

 住友林業と住友林業緑化は12月14日、東日本大震災で津波被害を受けながらも唯一残っていた「希望の松」(岩手県陸前高田市)の後継樹育成に成功したと発表した。接ぎ木によりクローン苗3本、種子から18本の苗を育成した。
 同松は、7万本あった名勝「高田松原」の中で1本だけ残り、震災復興のシンボルとなっていたが、水没や漂流物による幹の損傷により、枯れる恐れがあった。