社説「住宅新報の提言」

2016年夏季五輪メインスタジアム建設は晴海に 東京オリンピック招致委員会

 東京オリンピック招致委員会はこのほど、メインスタジアムを都立施設として晴海地区に建設することを決定した。

 場所は中央区晴海5丁目、敷地面積は約17万平方メートル。 三方向を海に囲まれた、これまでに類を見ないスタジアムになる。オリンピック後は、第一種陸上競技場として大規模大会開催のほか、コンサートなど多目的に活用される予定。

 建設費は約1000億円。PFI方式等による民間資金の最大限活用や国費の調達等について検討するとしている。

【今週の視点】
 昭和39年に開催された東京オリンピックから、今年で43年を迎えようとしている。当時、日本が高度経済成長の波に乗り、オリンピック招致が経済需要に拍車をかけたことは言うまでもない。
 もし、今回東京が指名された場合、新たな経済発展の起爆剤となるのだろうか。