応用地質(東京都千代田区)は、同社が参画する「防災コンソーシアム」(CORE)の分科会の成果の1つとして、防犯カメラなどの映像から浸水状況を即時に把握する「AI(人工知能)解析モデル」を開発した。同分科会では今回の解析モデルの開発を弾みに、従来の静的な表現方法をAI解析技術によって進化させて23年度中の事業化を目指す『リアルタイムハザードマップ』の開発に反映し、取り組みを本格化させていく。
今回開発したAI解析モデルは、防犯カメラがとらえた対象物を画像から判断し、水面の位置を把握して「浸水深」を解析できる。