住宅大手、米国拡大を加速 大和ハウスグループ、住友林業 背景に若年購買層拡大と住宅不足
住宅新報 2023年11月14日 号 12面

大和ハウスグループが事業譲受したワーセン社の開発した戸建住宅地
米国の住宅市場拡大を見込み、大手住宅メーカーはM&Aなどを進め、シェア拡大を進めている。今秋は住友林業が集合住宅の開発などを手掛ける、テキサス州ダラスの事業者の連結子会社化を進めている。10月には大和ハウス工業の現地子会社が、カリフォルニアの戸建て住宅会社を譲受した。
住友林業が連結子会社化を進めたのは、テキサス州北部やカリフォルニア州南部で集合住宅の開発を手掛けるJPIグループだ。同社は03年から米国での戸建て住宅事業を手掛け、現在は宅地や収益不動産などの開発事業も展開。グループの年間引き渡し棟数は、全米9位相当に上る。
テキサス州には13年に地元の戸建てビルダー、ブルームフィールド社の持分取得によって進出。JPI社とは同社分譲地での協業や、全額出資子会社を通じたJVによる集合住宅や戸建て・タウンホーム賃貸住宅の開発を手掛けてきた。今回の子会社化で、米国における住友林業グループの集合住宅着工戸数は年間4111戸から全米6位相当の8118戸へ、倍近くに拡大する。
西部は顕著な人口拡大


















