総合

富裕層をターゲットに M&A通じた運用でウェルスマネジメント体制 不動産会社の新たな収益源に

 後継者不足で頭を抱える中小企業の悩みは、今や〝社会的な課題〟として広がっている。健全な経営であっても〝黒字廃業〟で雇用が失われ、地域や日本経済全体の衰退の要因になりうる。そこで、企業や事業のM&A(合併と統合)が注目されている。M&A市場の拡大に比例し、M&A仲介事業者も増えている。自社を譲渡してリタイアした経営者の〝富裕層〟が保有する資産の運用管理を総合的に支援していく〝ウェルスマネジメント〟は金融商品だけではなく、不動産資産も対象となる。M&Aは、不動産会社にとって新たな収益源のビジネスチャンスになっている。(坂元浩二)

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