マンション・開発・経営

高級賃貸住宅市場、拡大へ 住友不、新宿に新たな高級賃貸 若い経営者の需要高く

 都心部の高級賃貸住宅市場が伸びている。ケン不動産投資顧問の調査によると、22年第4四半期(10~12月期)の主要3区(港・世田谷・渋谷)賃料は、空室率(3.4%)の低下による需要逼迫で、初めて1坪2万円を超える水準となった。この需要はしばらく続くと見ている。こうした状況を受けて、住友不動産は高級賃貸住宅「ラ・トゥール」を安定的に供給する。24年冬に「御殿山」(43戸)が竣工、26年には横浜で初となる「みなとみらい」と、「南青山」が完成する予定だ。同社は「ラ・トゥール」について、供給目標などを設定せず、「立地や環境などブランドを維持するのに、ふさわしい物件を供給する」(ビル事業本部賃貸住宅事業所の永山貴事業所長)姿勢を示している。

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