決算

第2四半期決算 販売数減で減収減益 アズ企画設計

 アズ企画設計は10月18日、23年2月期第2四半期業績説明会を開いた。主力の不動産販売事業の販売件数が3件(前期6件)にとどまったことで、減収減益となった。ただ、これは期初在庫が少なかったためで、「下期偏重の業績を当初から想定しており、想定内の着地」(同社)。在庫は上期で過去最高水準まで積み上げており、通期業績予想に変更はない。

 セグメント別では、収益不動産を買い取り、リノベーション工事などで稼働率を上げた上で投資家に販売する不動産販売事業は売上高10億9700万円(前期比58.1%減)、セグメント損失1億7300万円。不動産賃貸事業は、売上高2億2700万円(同12.3%減)、セグメント損失1800万円。不動産管理事業は、管理受託戸数が増加したものの販管費増の影響を受け、売上高1億800万円(同4.5%増)、セグメント利益2100万円(同3.3%減)となった。

 同社の松本俊人社長は不動産販売事業の戦略について、取り扱うアセットタイプの多角化と価格帯の向上を進めていることなどを説明した。

アズ企画設計

決 算 23年2月期第2四半期

売上高 14億円 (△51.9%)

営業利益 △2億円 (--%)

経常利益 △3億円 (--%)

当期利益 △2億円 (--%)

予 想 23年2月 通期

売上高 107億円 (11.8%)

営業利益 4億円 (30.6%)

経常利益 3億円 (11.7%)

当期利益 2億円 (--%)

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