総合

商業地ワースト10に大阪8地点 地価公示 大阪圏 いずれ回復も長期戦を覚悟 訪日需要消滅 つめ跡深く

 国土交通省が発表した地価公示は新型コロナウイルス感染拡大で急落した全国の地価が回復傾向にあることを印象付けた。全国全用途平均、三大都市圏、地方圏のいずれも2年ぶりに上昇に転じた。住宅地と商業地も2年ぶりの反転上昇となり、コロナ禍で上昇を継続していた地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)は上昇幅を広げた。こうした中で大阪を見ると、地価回復に出遅れ感が否めない。商業地の地価は変動率で全国下位10位に前年と同じ8地点がランクインしており、訪日客の消滅で活気を失い没落感から抜け出せていない。

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