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スタンダード会員限定仲介営業、組織から〝個〟へ 多様な能力求められる時代

住宅新報 2022年3月15日 号 1面

総合
自分の得意分野を生かして提案(「エージェントリー」利用のイメージ)

自分の得意分野を生かして提案(「エージェントリー」利用のイメージ)

不動産仲介業に変革の兆しが見え始めた。従来は不動産会社側が顧客の担当営業担当者を決めるのが一般的だったが、近年は売主や買主が担当者を直接選ぶシステムが登場してきた。TERASS(東京都港区)はユーザーが自分に合ったエージェントを見つけることができるマッチングプラットフォームを20年に開設し、順調に登録するエージェント数を伸ばしている。三菱地所リアルエステートサービス(東京都千代田区)も経験豊富な担当者を選択できるマッチングサイトを来月開設する。このほか、不動産会社が社員とは別にエリア営業担当者を業務委託の形で採用したりする動きもある。こうした営業担当者個人の能力や特性に注目する動きが増している背景には何があるのかを取材した。 (井川弘子)

米国エージェント制も視野に

 「まだポータルサイトで家探ししていますか?」――これはTERASSが運営するマッチングプラットフォーム「エージェントリー」のキャッチコピー。物件探しをするより先に自分の希望を最大限かなえてくれそうなエージェントを見つけませんか、という提案だ。

 実際、同サイトには現在約300人のエージェントが登録しているが、利用者からは「このエージェントと出会えたからこそ、いい家に巡り合えた」という声が増えているという。江口亮介社長は、「物件探しで迷うよりも先に、自分に合った不動産エージェントを見つけるほうが重要という我が社の理念に共感してもらえるユーザーが増えている」と話す。

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