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大言小語 資格試験シーズン到来

 今年のお盆の時期は前線が停滞し、日本各地で大きな被害が発生した。2年前に数十年に一度の浸水被害を受けた佐賀県の順天堂病院では、今年も数十年に一度の浸水被害を受け、一時孤立状況に陥った。数十年に一度の出来事が隔年に起こるのでは、住み暮らす人たちにとってはたまったものではない。しかも、日本全国、同じことがどこでも起こりうるという。加えてコロナもある。

 ▼とは言うものの、お盆を過ぎると我々の世界はあっという間に時が過ぎ、1年が終わる。資格試験シーズンが時を忘れさせる。10月17日の宅建試験を幕開けとして、11月14日の不動産コンサルからは、賃貸不動産経営管理士、マンション管理士、管理業務主任者と連続で試験が行われる。その解答作業が終わると、もう師走も半ば。慌ただしく1年が終わるというわけだ。

 ▼とりわけ今年から国家資格の仲間入りをした賃貸不動産経営管理士は注目だ。賃貸管理業法で設置が義務付けられる「業務管理者」には、現在は、宅建士でも指定講習を受けることで登録できるが、将来的には、賃貸不動産経営管理士に一本化していきたいとの試験実施団体の意向もある。

 ▼受験者が20万人を超える宅建試験は実務上の必要性もさることながら、民法や法令、税金など生活上学んでおいて損はしない資格として、主婦・学生にも人気がある。一方、この新資格はどう育っていくのか、大いに注目される。