総合

競争激化の物流不動産市場 冷凍・冷蔵で差別化 食品ECが賃貸需要底上げ

 物流不動産の活況が続いており、空室率の低下、低位安定が継続している。活況の背景にはコロナ下での電子商取引(Eコマース)の拡大、企業のサプライチェーン改革、開発プレイヤーの新規参入などがあるが、活況は必然的に競争の激化を生む。そこに求められるのは差別化戦略だ。差別化のための付加価値の一つに冷凍・冷蔵対応がある。食品業界には既存施設の老朽化・建て替えニーズがあり、物流の電子商取引の進展も進み、今後も冷凍・冷蔵対応への需要拡大が見込まれる。物流施設の動向を探った。(古賀和之)

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