総合

二酸化炭素を吸着 〝木造都市〟機運高まる  「木促法」改正 木材利用促進、一般建築に拡大

 大規模木造建築物の普及は脱炭素社会を実現するための要素の1つとなる。炭素を固定・貯蔵する特性があり、再生可能な木材を積極的に活用することは、化石燃料の使用量を抑え、二酸化炭素排出削減に寄与するからだ。折しも、今年6月には、脱炭素社会の実現を目的に「公共建築物等木材利用促進法(木促法)」が改正され、公共建築物だけでなく民間の建築物にも積極的に木材を活用する方向性が打ち出された。木造ビルを建築するための耐火部材や技術開発も進む。今、都市の木造化機運が高まっている。

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