大阪・関西万博の方向性定まる 基本の「方針」「計画」決定 街の防災力や活力向上目指す
住宅新報 2021年2月9日 号 1面
25年に開催予定の大阪・関西万博へ向け、事業の具体化へ向けた動きが本格化している。20年12月21日に政府が万博の「基本方針」を閣議決定。それを受けて2025年日本国際博覧会協会は同月25日、「基本計画」を策定、発表すると共に、21年1月29日には記者会見の模様をホームページ上で公開して周知に努めている。これらの先進的な〝万博の枠組み〟が不動産・街づくりにも大きな影響を及ぼすことが見込まれる。(佐藤順真)
政府の定めた基本方針では、メインテーマを「いのち輝く未来社会のデザイン」と設定。万博自体のコンセプトと共に、周辺地域の発展に向けた方向性も示している。今後講じられる個別施策などの土台ともなるため、地域や事業者に与える影響は大きい。
「基本的な考え方」の章では万博を「未来社会の実験場」と位置付け、様々な社会課題への対応や目指すべきビジョンについて記した。カーボンニュートラルやデジタル化の促進といった重要課題と並び、〝スマートな街づくり〟についても言及。過去にも、万博が国内の都市開発を加速させた実績があり、国は今回の万博でもそうした効果を創出する姿勢を示している。
都市インフラ整備に期待





















