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決算=新宿三井ビル売却決定の特損などで減収減益に 三井不、20年度第2四半期

 三井不動産は11月5日、21年3月期第2四半期連結決算を公表した、新型コロナウイルスの影響や、旗艦ビルである「新宿三井ビルディング」の売却決定に伴う328億円の特別損失計上などにより、減収減益となった、21年3月期の通期予想は、投資家向け分譲の売上進ちょくが期初想定を超えており、売上高を1000億円上方修正した。

 セグメント別では、賃貸事業は、商業施設の休館などで減収減益。分譲事業は、投資家向け、海外住宅分譲で前期物件売却の反動などで減収減益となった。マネジメント事業は、貸し駐車場事業の稼働率低下、個人向け仲介事業の取扱件数減少などにより減収減益。その他事業も減収減益となった。

三井不動産

決 算 21年3月第2四半期

売上高 7,974億円 (△10.3%)

営業利益 641億円 (△45.9%)

経常利益 472億円 (△56.1%)

当期利益 90億円 (△86.4%)

予 想 21年3月

売上高 1兆9,500億円 (2.3%)

営業利益 2,000億円 (△28.7%)

経常利益 1,690億円 (△34.6%)

当期利益 1,200億円 (△34.8%)