20年度の宅地建物取引士試験、全国で16万9000人が受験 12月27日に2回目試験も
住宅新報 2020年10月20日 号 1面
20(令和2)年度の宅地建物取引士資格試験が10月18日に実施された。毎年、20万人規模が受験する宅建業の登竜門となる試験だが、今年度は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた。試験会場の確保の問題から、受験可能人数を上回った1都2府8県で2回目試験を12月27日に実施。10月の試験では、全国で約16万9000人が受験に臨んだ。合格発表は12月2日を予定している。(13~17面に問題、解答・解説、関連記事)
受験率82.7%で前年より高く
今年度の宅建士試験は、試験申し込みの段階から、異例だった。受験受付が始まる直前の6月5日、試験実施機関の不動産適正取引推進機構は、早期の資格取得を迫られていない人に対して、受験を控えるよう呼びかけていた。8月31日に公表された今年度の受付状況(速報値)では、前年度より5.4%減少したが、こうした働きかけによるものと見られる。
新型コロナの感染状況によっては、試験の中止や変更も示唆されていた。前日は雨で10月としては肌寒かったものの、試験当日は全国的には穏やかな秋晴れとなり、大きな混乱もなく無事に試験は実施された。一方で、受験生はマスク着用を求められるなど、例年とは違った緊張感が会場にみなぎった。


























