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野村不HDの19年度連結、増収増益 新型コロナ影響なく過去最高 今期業績予想は「未定」に

 野村不動産ホールディングスが5月1日に公表した20年3月期連結業績は、増収増益となり、売上高、利益とも過去最高となった。20年3月期は、2、3月の新型コロナウイルス感染拡大も「大きな影響はない形で着地した」(芳賀真取締役執行役員)。21年3月期の業績予想は、未定とした。「売却できる賃貸資産は保有を継続しても賃料収入がある。今後の市況の変動を見ながら、売却をするかしないかの経営判断に基づいて業績予想を示す」(同)とした。一方、配当金の予想は前期と同額の1株当たり年80円を見込む。この要因として、安定的な配当を重視する姿勢に加え、「一定の業績が見込めるため」(同)としている。

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