マンション・開発・経営

森トラH&R、オリックス不 ホテル臨時休業広がる 緊急事態宣言の全国拡大で

 政府の緊急事態宣言が全国に拡大したのを受けて、ホテルなどの臨時休業が広がっている。森トラスト・ホテルズ&リゾーツは、全国17カ所のホテルと2カ所のゴルフ場を4月20日から5月6日まで臨時休業。オリックス不動産は、全国8カ所のホテル・旅館を4月21日から5月6日まで一時休館し、5月31日までは新規予約の受付を休止した。

 森トラスト・ホテルズ&リゾーツは、ウェスティンホテル仙台、東京マリオットホテル、万平ホテル、南紀白浜マリオットホテルなどを臨時休業。一方、東京と大阪の都心部に位置する2件は営業を継続する。

 同社は収束後に備え官民一体の取り組みを含めた「地域観光再興プラン」の策定を促すとしている。

 一方、オリックス不動産は、クロスホテル札幌、宇奈月温泉やまのは、ホテルミクラスなどで、予約済みの顧客に対しては宿泊自粛を依頼し、一時休館とした。緊急事態宣言の期間や自治体からの要請で一時休館や受付休止の期間を延長する可能性があるとした。