売買仲介

リモートワーク導入推進へ コロナ対策で仲介会社を支援 ハウスマート

 不動産仲介会社向けの営業支援SaaS「プロポクラウド」を提供するハウスマート(針山昌幸社長)は、4月13日から不動産仲介会社に対し、リモートワーク導入の方法をまとめた冊子の無料配布を開始した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い政府から緊急事態宣言が発令されたことを受け、対面業務の多い仲介会社を支援するためのもので、4月9日に実施したオンライン勉強会に続く取り組み。

 第1弾の勉強会では売買仲介会社を中心に70社以上が参加。「リモートワークで必要なツールは何か」「きちんと売り上げを作れるのか」などの課題を抱える参加企業に対して、リモートワーク導入のためのポイントを解説した。

 第2弾の今回はリモートワークを実践する同社のノウハウを交えながら、必要な環境設定から国内での主要ツールを紹介。仲介業務での活用事例も解説した。同社の「プロポクラウド」ウェブページ(https://propo.co.jp/)から無料で冊子をダウンロードできる。

 同社では「リモートワークを推進することで、実際に店舗に来なくても接客ができる未来をつくりたい。そこで『プロポクラウド』も定期的な物件提案ツールとして活用してほしい」と展望。今後は売買仲介における顧客管理からマーケティングまで幅広く仲介業務を支援できるシステムを提供していく考えだ。