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大言小語 3つの不足

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 世界的なスノーリゾート地、北海道・ニセコエリアの地価上昇の勢いが止まらない。不動産取引の中心は、国内ではまだ供給がそれほど多くないホテルコンドミニアムタイプで、相場は坪400万円を超えるという。更に高級なホテルブランドのコンドミニアムの供給も続いている。地元業者も「都心並みの価格」と高騰を否定しないが、価格は更に上昇を続けていく見込みだそうだ。

 ▼上昇の一因は、スキー場エリアのホテルコンドミニアムの用地不足で、土地価格は坪100万~200万円が実勢相場だ。それでも供給圧力は高く、周辺部へ開発が広がりを見せる。半面、インフラ整備が追い付かず、水不足が表面化。井戸を共有するケースすらあると聞く。国内外からの観光客も急増が続いており、従業員などの人手不足も深刻だ。スキーエリアへの玄関口となる倶知安駅周辺では、雇用が増加したため地元従業者の住宅不足も慢性化が続いている。

 ▼ホテルコンドミニアムの開発者は外国資本ばかりで、日本のディベロッパーは価格高騰に二の足を踏んでいる状態だ。加えてホテルコンドミニアムの運営ノウハウが乏しく、海外富裕層への販売体制を持たないのも理由らしい。一部の投資家層は、ニセコと同じようなリゾートを求めて白馬や妙高、道内の他のエリアに矛先を変える動きもある。いつまで上昇が続くのか、どこまで開発が広がるのか、今後の関心事だ。

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