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大言小語 不安の押し売り?

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 金融庁はこのほど、人生100年時代を見据えた資産形成を国民に促す報告書を公表した。年金生活に入った高齢夫婦が30年間生きるには年金収入以外に2000万円が必要だと試算する。そのためには資産運用など、自分自身で老後に備える「自助」が重要と指摘している。

 ▼普通に生活するだけでもそれだけ備えておくことが必要ならば、事故や病気になった場合はどうなるのか。例えば、高齢社会で恐れられる病の一つが認知症だが、日本財託社員で家族信託コーディネーターである横手彰太氏の著書によると、78歳男性が認知症になると、その後の10年間で必要な介護・生活費は約3660万円にもなるという。人生100年時代、まずは病気にならないことが誰にでもできる防衛策となる。近年、住宅業界が健康に暮らすための住まいの研究を進めていることは時代の要請でもあり心強い。

 ▼とはいえ「人生が長くなったから不安が増す」という発想もいかがなものか。長く生きることだけが人生の目的ではないはず。その瞬間をどう生きるかが大切だと思いたい。

 ▼〝将来〟はそもそも予測不能なもの。決まっていない未来に対して不安ばかりを強調するのもおかしな話だ。寿命が長くなるということは、病気にならなければ働ける期間も長くなる。仮に体力が落ちても知恵や知識を生かせば〝稼ぐ〟ことなどたやすいと、前向きになる発想こそ大切ではないか。

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