住まい・暮らし・文化

潮目に挑む不動産ビジネス 人口減少下でも持続する社会へ ◆上 意外に多い高齢期の資金需要 「所有」から「利用」へ リースバック方式の波紋

 これからは明らかに不動産を取り巻く潮目が変わる。当然、ビジネスの姿も変わる。例えば、高齢者の自宅を買い取り、リースバックで終の棲み家として提供するサービスが登場したが従来にない取り組みだ。また、今秋施行の「改正住宅セーフティネット法」は、これまでニッチな市場だったシェアハウスも含めた賃貸住宅に、社会インフラとしての大きな役割を求めることになる。不動産業界は今こそ、生活の中心にある〝住まい〟の有り様を変えることで、人口減少下でも持続可能な社会を実現する道を探るときである。

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