総合

混迷の賃貸住宅市場 なぜ増える空室 (上) 需給のミスマッチなら深刻

 家賃下落の圧力がやまない賃貸住宅市場。賃料の値引き交渉やフリーレントが常態化し、競争力の落ちた物件は敷金・礼金も引き下げざるを得ない。入居者募集の厳しい市況が続いているにもかかわらず、貸家の新設住宅着工の増加は続いており、供給過剰を指摘する声は年々高まりを見せる。しかし、過剰といわれるほど貸家系の新設着工は過去に比べて高い水準ではない。それでも空室が増えているとされるのはなぜなのかを探ってみた。

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