住まい・暮らし・文化

住宅生産振興財団 松本浩専務理事に聞く 住まいまちなみコンクール 経年浅い戸建て団地が健闘 〝農〟が育むコミュニティ

 今年度で11回目を数える「住まいのまちなみコンクール」(審査委員長・藤本昌也日本建築士会連合会名誉会長)の受賞5団体が発表され、コンパクトな「農」のある暮らしを、生活の価値観の共有により実現している「池田の森農園クラブ・エコロジー団地池田の森」(静岡市駿河区池田)が国土交通大臣賞を受賞し、住まいのまちなみ賞をほか4団体が受賞した。このコンクールは、住宅生産振興財団とまちづくり月間全国的行事実行委員会、すまいづくりまちづくりセンター連合会の3者共催によるもの。前年度まで「おおむね10年以上」としていた団体の維持管理活動期間の応募基準を今期から緩和し、新しい社会的課題に対応した先進的なまちなみづくりも対象にしたところ、受賞5団体中4団体が10年未満の団体となった。住宅生産振興財団の松本浩専務理事にコンクルールの意義と今年度表彰されたまちなみづくりの特徴などを聞いた。また、次号から表彰を受けた各団体の取り組むまちなみづくりを紹介していく。

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