総合

20年以降、人口減少社会が来るとき マンション開発事業は 高度、複雑化で増える需要 市街地の更新、建て替えなど

 不動産開発で過去のものとなった事業がある。ニュータウン開発、大型宅地造成事業である。20数年前まで、経済大国・日本を象徴する存在であり、その瀟洒な新しい街にマイホームを持つことは、勤労者にとって大きな夢だった。ところが、バブル崩壊と共に状況は一転。郊外ニュータウンの住宅は売れなくなり、採算が取れないと判断した開発事業者は事業を縮小、凍結した。そしてマンションが住宅市場をけん引する時代を迎えた。だが、拡大したマンション市場は今後、人口減少社会へと向かう。大型宅地開発と同じ道を辿ることはないのか。

この記事は有料記事です。 残り 1907 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»