活況ホテル市場 ビル業界から新規参入も 五輪後は〝地方〟が鍵
住宅新報 2015年7月28日 号 1面
ホテルマーケットが活況だ。稼働率は上昇し、宿泊単価も伸びている。国は20年の東京五輪開催までに観光客を2000万人にする方針だ。今年、訪日外国人数は過去最高を更新する見込み。旺盛な需要を背景にホテル事業に参入する不動産会社も登場し始めた。課題はこの活況がいつまで続くかだが、政府が掲げる〝地方創生〟のゆくえもカギになりそうだ。
ホテルの経営コンサルティングなどを手掛けるオラガHSC(東京都港区)の牧野知弘社長は、現在のホテル市場についてこう語る。
「東京だけでなく各地でヒートアップしている。例えばビジネスマンが中心利用者だった大阪・梅田のビジネスホテルは、平日・休日を問わず稼働率は9割に上る。ユニバーサルスタジオジャパンや京都に来た観光客が、近くのホテルに宿泊できず梅田に流れてきている。北海道・旭川では夏だけでなく冬も稼働率が8割を超える。2、3年前までは考えられなかった現象だ」



















