政策

中古流通活性化、本格議論 国交省、最終まとめへ報告書

 国土交通省はこのほど、13年9月からスタートした「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」の報告書をとりまとめた。これまで国交省では、中古住宅流通市場活性化の実現に向け、「中古住宅・リフォームトータルプラン」「不動産流通市場活性化フォーラム」といった検討会を数年にわたり開催。官民一体となった議論を重ねてきた。今回のラウンドテーブルでも、不動産事業者、金融機関関係者らが一堂に会し「市場活性化に向けた基本的方向や取り組み課題の共有」を図った。13年6月に閣議決定した日本再興戦略の中で、「2020年における中古住宅・リフォーム市場規模を、10年時点の10兆円から20兆円に倍増させる」との目標を掲げた。残りは5年に迫った。この報告書を基に、市場活性化への「最終ステージ」に向けた議論・検討が更に加えられる。

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