マンション・開発・経営

不動産会社・9月中間決算 増収増益基調もばらつき 消費増税で事業環境変わる マンション戸数が減少

 消費増税後初となる主要不動産会社の9月中間決算が出そろった。増税前の駆け込み需要などで絶好調だった前期と比べてマンション販売が減少し、注文住宅や不動産流通も同じ傾向をたどったことで、減収減益企業もあった。一方、空室率や賃料などで改善基調にあったビル賃貸事業は増収増益基調を維持した。通期業績は下期挽回型で増収増益予想が過半を占めるものの、当初から減収減益予想があるなど企業間のばらつきも見られる。消費増税以降、不動産市況は緩やかな減速軌道にあるが、企業業績にも、その影響が徐々に表れ始めてきたようだ。

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