総合

2012年 重大ニュース 政権、民主から自公へ 政局に揺れた1年を振り返る(1)

 12年も残りわずか。振り返ると、民主党政権による日本再生戦略が閣議決定された後、与野党の綱引きが強くなり、衆議院解散、総選挙、自公連立の安倍晋三内閣の誕生で幕を閉じる。迎える13年は年初から予算編成、税制改正がスタートする。慌ただしい1年だったが、長引く不況の中でも住宅・不動産市況は少しずつ回復の兆しを強めてきた。住宅着工は増勢に転じ、中古住宅流通も取引件数を見るとかつてない堅調さで推移した。この基調が本物かどうか。今後の市況の鍵を握るのが消費税増税法案だ。民自公の3党合意で法案は成立したが、業界懸案の「住宅取得」の取り扱いがどうなるか、ここに注目は集まる。

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