総合

不動産会社・決算 今期は増収増益基調へ 住宅分譲の利益率改善 ビル賃貸、年内底打ちか

 主要不動産会社の12年3月期決算が出そろった。大手系はマンションなど住宅分譲事業における震災の影響が売上減として表れたが、営業利益率の改善で利益を確保。一方、大京などマンション専業会社は概ね堅調で、増収増益を確保した企業も見られる。今期の業績予想では、総合ディベロッパーがビル賃貸事業に不透明感が残る。住宅分譲はほぼ巡航ペースを維持する見込みだ。ただ、用地の取得競争激化と建築費の上昇懸念は大手・中堅ともに抱えており、各社の情報力と体力勝負になる可能性が強い。

この記事は有料記事です。 残り 954 文字 有料会員になると続きをお読みいただけます。
新規会員登録で1ヶ月間無料でご覧いただけます。 (※⼀部有料会員限定ページあり)

新規会員登録 有料会員登録

ログイン

新聞のお求めはこちら»  会員について»